1塁手は、試合の中でバッテリーの次にボールを触れる機会が多いポジションです。内野ゴロが打たれてたならば、すべて1塁に投げてアウトを取らなければなりません。
比較的、目印になりやすい背の高い人が好まれ、捕球するのが上手な人が選ばれたりもします。
内野からの送球を捕球する方法!!
内野からの送球をキャッチする方法ですが、1塁ベースを踏みながら送球をキャッチにいってはいけないという事です。
何故か、1塁ベースを踏みながら送球をキャッチしようとすると、送球がそれてしまった時に対応できなくなるからです。
ではどうするのか?
1塁ベース付近で送球を待ち、ボールを捕球と同じくして、片方の足でベースを踏むという事です。
ベースの位置を把握しておかないと、足でベースを踏むのは難しくなります。
草野球の場合は送球ミスが多いので、1塁手はこの捕球の仕方を覚えるといろんな送球に対応できるようになります。
長打を打たれた時にする事!!
単打ではなく、2塁打以上の長打を打たれた時の1塁手は、打者ランナーが1塁ベースを踏んだ事を確認のうえ打者ランナーの後についていきます。
長打の打球になると、二遊間が中継に入る為2塁ベースが比較的ガラ空きになってしまいます。1塁手は、2塁のカバーに入るようにします。
1塁手は、打者ランナーが1塁ベースを駆け抜けてしまうと1塁手としてはやる事がないので、2塁のカバーに行きます。
打者ランナーの背後について行き、運良く中継のボールが2塁まで帰ってきたら、捕球タッチしてランナーをアウトにできランナーもビックリ仰天です。
長打を打たれた時の1塁手は、ランナーが1塁ベースを踏んだ事を確認したら2塁ベースのカバーに入るようにしましょう!!
ポジショニングとして、打者ランナーが1塁ベースを駆け抜けるだろう軌道より1塁手は外側にポジションをしてないように。1塁手を目印に内側を駆け抜けてより最短の距離を走れる可能性を与えてしまいます。
必ず駆け抜けるだろう軌道より内側にポジショニングをしていれば、オーバーランを大きくさせる効果が期待でき、2塁到達までの時間を長くさせることができます。注意する事は、走塁妨害にならないところにポジショニングを取るところです。
長打の時には、ポジショニングを気にしてみる事です。
1塁線を閉める!!
1塁手は、1塁線を抜かれると長打になるので、試合状況によって1塁線を締める事を忘れないようにしましょう。
1塁線の打球が来ても、飛び込んで取れるぐらいの距離で守ります。
2塁ランナーがいる時は、1塁線を抜かれると得点を与えてしまうので、1塁線は締めて守った方が賢明です。
1、2塁間のヒットなら2塁ランナーもホームまで帰ってこれるかは、打球の強弱とライトの守備位置によって変わってきます。
1塁手が一塁線を締める事により、1、2塁間をせばめたいなら、2塁手に寄るように指示を出しても良いでしょう。
但し、状況場面をよく把握したうえでの判断を期待します。
ランナー1塁の時の守備!!
ランナーが1塁にいる時は、1塁手は牽制に備えてベースに張り付いています。
投手が投げたらベースから前方向に守備位置を取らず、ベース横に守りに行くようにします。
ダブルプレーだったりフライ、ライナーでベースに付かなくてはならない時に、前に出てしまうと後ろにあるベースの位置を確認しなくてはならず、対応が遅れてしまいます。
ベースの横ならすぐベースを踏む事ができ対応ができます。
バント処理をする時は、おもいっきり前に出てバント処理をして下さい。
一塁手は、バッテリーの次にボールに触れる機会が多いポジションになります。捕球も大事ですし、ランナーとの接触も多いので、草野球では以外とキーパーソンになります。
一つ一つのプレイを大切にして1塁手の守備の精度を上げていってください。