草野球、特に軟式野球で打率を残すにはなかなか難しい課題になります。打率を残すには、四球、死球、犠打、カウント、プッシュバントの項目に注目してみたいと思います。
四球、死球にする!!
100打席バッターボックスに入ったとしての計算をしてみます。1試合4打席立てたとして、25試合に出場したとします。
単純な計算として、100打席バッターボックスに入って、30回ヒットで3割打者になります。
次に、100打席の中で、四球、死球を10回狙うようにします。
四球も死球も10回もないかもという人は、25試合の中で1回か2回犠打でもいいです。犠牲バント、犠牲フライがあるかもしれません。
先程と同じ100打席バッターボックスに入って、10回四球もしくは、死球はたまた犠打で出塁しました。そしてトータル10回の四球、死球、犠打になりました。
この10回は、打数には含まれませんので、100打席ー10打席で、90が打率を計算するうえでの数字になります。
そうすると、先はじめの30本より3本ヒットが少なくても打率は、3割になることがわかります。30本より3本ヒットが少なくても打率は、3割になることがわかります。
死球も投手が打者にボールを当ててくれなければ得られません。自分の力ではど事もできません。犠打は、試合状況により監督からの指示によるものなので、自分では操る事ができません。
この事から自分の意思考え判断で得られるものは、四球になります。
いかにボール球に手を出さずに好球必打ができるかです。よくボールを見れば、四球も狙えるし良い球を打つ事ができヒットも狙えます。
打率の向上には、選球眼が必須になってきます。ストライクとボールを見極められるように、日々取り組んでいきましょう。
カウントの考え方!!
基本的に投手のボールに合わせて打者は、スイングをしなければならないので、投手有利である事は間違いありません。
投手は、いつでも好きな球種のボールが投げられる、打者はいつも投手の球種に合わせなければならず、自分の好きなスイングをいつもできるわけではありません。
投手が有利である証拠に3割バッターでも、投手に10回中7回は打ち取られているという事で証明になります。
バッター有利は、0ー2、0ー3、1ー3のカウントの時です。
同じ位なのは、カウント0ー0、0ー1、1ー2、2ー3です。あれ1ー1、2ー2も同じじゃないのと思った人もいると思います。
カウント1ー1、2ー2は、打者からすると並行カウントで勝負と思いきや投手バッテリー側からすると勝負に行かず、まだ1球ボールを投げれるカウントです。
ボールになる投球を振らせてカウントを取る、もしくは三振を取れる事などで投手バッテリー優位とされます。
打者がカウントが優位な時か同じ位な時に、投手がストライクを欲しいカウントである事を認識してストライクボールを見逃さずバッティングしていく事が大切であり、ヒットを打てる可能性が上がりひいては打率を上げる事でもあります。
カウントを意識するのも打率を上げる為のひとつの方法かもしれません。
プッシュバントでヒット狙い!!
毎回プッシュバントをやっていたら警戒されますが、プッシュバントは忘れた頃にやるのが1番効果的です。
100打席バッターボックスに入った中で何回か試してみるのが良いでしょう。あたり前ですが成功すればバントヒットになります。打率が上がります。
なるべく失敗はしたくありませんので、少し伝授します。
方向は、一塁手、二塁手、投手の真ん中にボールがコラがるように強めのバントをします。
いまいちバントをする位置がわからないようであれば、一塁手、二塁手、投手の今守備している位置を真上から見たとして3者の真ん中の位置方向になります。
極端に言うと一塁手、二塁手、投手の3者の真ん中でバントゴロが止まるような感じが理想になります。
ほぼこの位置なら成功します。ポイントは、どの野手にも近くないゴロを転がせるかです。
比較的速球派の投手だとバントコントロールするのは困難になりますので、軟投派でストレートもそんなに早くない投手の時に試みた方が成功の確率も上がります。
ただ、無理してプッシュバントをやる必要はありませんので、この投手なら成功する確率が高いと判断した時にやってください。
失敗したらせっかく打率を上げようとしているのに、1打席を損したような気分になってしまいますから。
3塁前のセフティーバントでもいいのではないかと思われますが、右打者の3塁前バントは、鋭角にバットを出して3塁前に転がさないといけないので、難易度が上がってしまいます。
難易度が上がってしまう事をわざわざやる必要もありませんよね。
まとめてみると、打率を上げるには、四球、死球、犠打で打数を減らして、投手がストライクを取らなくてはならないカウントでしっかりヒットを狙い、プッシュバントをして1本でも多くヒット数を増やしていけば打率も上がる事間違いなしです。
打率を上げながらチームの勝利に繋がっていけばwinwin(?)ですね!!