草野球 チームが強くなるには意外と走塁が大事!!

走塁

チームが強くなるには、イコール勝つにはどうすればいいか?

勝つという事の前に草野球である軟式野球の特性を挙げてみます。軟式野球では、大量得点を取ることが難しいスポーツでもあります。

何故、大量得点が難しいのかは、ボールによるものとされています。

軟式ボールは、バットの芯にボールが当たらないと鋭い打球を産む事はできません。場合によっては、ボールが変形する打球も産まれたりします。

軟式野球は硬式野球同様、打撃というのは良い時も悪い時もあり基本的に安定していません。

特に、軟式野球は、バットの芯に当たらないとボールが飛んでいかないので、難易度が上がるうえにプロの人が草野球をやっているのではなく、アマチュアの人が草野球で軟式ボールを使って打撃をしているので、打撃は難しいと言わざるをえません。

10回打席に立って、3回ヒットが出れば良い打者と称される。実際7回は、ヒットにする事に失敗しているのが実情です。それでも、あなたはバッティングを信じますか?

そこで、各打者が3割ないし2割のヒットと走塁を絡めて得点を取りに行く方法がベストではないかと思います。

走塁には、基本的にスランプはないと言われていますから。走塁について草野球でも実戦できる事を挙げていきます。

右投手と左投手の性質!!

右投手で一塁ランナーの場合、身体を90度ヒネって牽制をしてくるので、勢いのある球で牽制がくるので、注意する事が必要です。

その反対で左投手で一塁ランナーの場合、ランナーと相対しているので、投手に見られている感はありますが、牽制をする時は、一塁側に左足を踏み込んで牽制をしなくてはならないので、反動を付けられない分早い球での牽制は来ないものとみてよいです。

但し、草野球の投手の中で、稀に右投手でも左投手でも牽制が上手な投手がいるので、ランナーに出た時は、見極める必要があります。

二塁ランナーの時は、右投手も左投手も身体を180度ヒネッて牽制が来るので、勢いが付き早い球での牽制が来ます。

一塁ランナーの時の90度の身体のヒネリではなく、180度の身体のヒネリの分時間が掛かるので、慌てる事なく投手を見ていれば、容易に戻る事ができます。

三塁ランナーの時は、一塁ランナーの時とは逆になります。

左投手の方がヒネッて牽制が来るので、早い球が来る事があるでしょう。

確率は少ないですが、三塁牽制悪送球は即得点に繋がるので、投手を揺さぶり、時には慌てた牽制をさせて悪送球狙いも、草野球にとっては必要な作戦かもしれません。

投手の牽制のクセもプロ野球の投手ともなると、クセが相手にわからないように矯正してくるので、クセが分かりにくくなります。

草野球の投手では、クセを直して矯正してくる事はマズありません。

何故なら、専任の投手コーチが在籍する事も無いし、草野球をやり始めて自分の牽制のクセを直そうと考える人は少ないからです。

頭部、胴体、下半身と分けてクセを分析すると良いかもしれません。

投球と牽制の違いは、頭部の動き方の違い、肩の動き方の違い、両足の動き方の違いなどよく見ると違いが分かるかもです。

牽制は、2回以上はないと断定できれば、2回牽制が来た後に盗塁を狙う事によって成功の確率は上がります。

捕手の動作で走塁する!!

草野球では、捕手がボールを後逸する場面をよく見ます。ヒットが出にくい軟式では、捕手のボール後逸は、進塁のチャンスだと心得る事です。

投球後の捕手捕球は、最後までよく見て、隙あらば次の塁を狙う意識でランナーになりましょう。

ランナーになった全ての人が徹底できるだけでもチャンスは、広がります。難しい事ではありません。投球をよく見るという事です。そして、すぐ走れる準備をしておく事です。

一塁ランナーの時に、捕手のサインを見てみる事です。サインが出ていない時もありますが、ひとつ盗塁する時の目安として解説します。

右打者で球種のサインの最後にインコースなのかアウトコースのサインが出た場合。

手の甲が見えた時は、インコースの要求のサインです。手の平が見えたらアウトコースの要求のサインです。勿論、右投げの捕手の時です。

手の甲まで見えなかったら肘の向き動きで判断します。微妙な動作なので、よく観察して下さい。

右打者のインコースと分かれば、捕手も投げる動作までアウトコースの球より時間がかかるので、盗塁するには少しでも時間が稼げて有利になる事でしょう。

インコース、アウトコースのサインを出さないバッテリーには通用しませんが、悪しからず。

インコースとアウトコースのサインを出さなくても捕手がミットで構えた所で判断できるのなら、ひとつの目安にもなります。

2塁ランナーの時も然り。

3盗を狙うわけではありませんが、捕手の要求が右打者の時にアウトコースで、投手が2塁ランナーをあまり気にもせず牽制が来る素ぶりもないと判断した時は、3盗も狙えるかもしれません。

2塁ランナーの時も見える物は、見ておく事です。捕手のサインを。

打者にサインの内容を教えるような紛らわしい動作はしてはいけませんが、2塁ランナー自身が見て活用できるのなら活用していきます。

野球は、打者2割、3割バッターがいる中で、いかにランナーを出し効率よくランナーを進塁させて得点に結びつかせるかのゲームです。

波がない走塁を身につける事は、大きな武器になります

走塁も難しい判断の時もありますが、コーチャーの判断の助けを借りながら、自分でよくボールの行方を見て判断していく事が大切だす。

草野球の場合、コーチャースボックスに立つのは、専属のコーチではなく、選手だったり控えの選手だったりしますので、コーチャースボックスに入った時も注意深くゲームの状況をよく見る事が大事です。

ゲーム中は、いろいろな事にアンテナを張ってよく見て、相手の小さなミスにつけ込み走る。出ている選手が皆んなこの事を身につける事ができてくれば、強いチームになっていく事でしょう。

PAGE TOP