塁間にランナーをはさんだ時!!
今日は、1,2塁間もしくは2,3塁間でランナーをはさんだ時です。
野手は、若い塁にランナーを追うようにしてください。🏃♂️
1,2塁間なら1塁方向へ、2,3塁間なら2塁方向へランナーを必ず追うようにしてください。これは、ランナーをよりホームより遠い方へ、得点になるまでの距離を長くするためです。
万が一ボールがそれても、ホームからの距離が少しでも長ければ、時間を稼ぐことができ得点を少しでも回避できるからです。
プロでもよく見るボールが行ったり来たりして、はさまれたランナーがなかなかアウトにならない事良くあります。
野手は若い塁にランナーを追い込んだら、若い塁にいる野手の手前にランナーが来たらボールをトスします。1発でランナーをアウトにできたら🆗🆗🆗です。
1発でランナーを仕留められなかった時も若い塁にいる野手は、ホームに近い方の野手に早めにボールを投げ、若い塁に追い込むようにしましょう。
ボールが塁間で行ったり来たりするという事は、それだけボールを投げる回数が多くなるという事なので、必然的に悪送球をする確率も増えるという事になりリスクが増えます。
なので、できれば1発でランナーをアウトにしましょう。
そのときの野手がランナーにタッチをする仕方です。
素手でボールを持ってランナーにタッチに行く選手をたまに見ますが、必ずグローブの中にボールを納めてタッチして下さい。
なぜなら、ランナーに素手で持った状態でタッチにいくとランナーが動いている勢いでボールを落としてしまうからです。
せっかくタッチまで追い込んでボールを落としてしまったら意味がないですからね。
どんなタッチでもグローブにしっかりボールを納めてからタッチをする癖をつけましょう。
塁間にランナーをはさんだ時は、若い塁の方にランナーを追いこんでグローブにボールをしっかり納めて1発でランナーをアウトにしましょう。
意識してやってみると良いでしょう。
3塁タッチアップの守備の時!!
ノーアウトもしくは1アウトで3塁ランナーがいる時。
打者が外野フライを打ちました。当然3塁ランナーは、タッチアップする動作に入ります。
ここで、3塁手は、全てが1直線上になるところに配置します。
どうゆう事かというと、外野フライが上がった位置、ここでは例としてセンターフライだったとします。
そのセンターがフライを捕球する位置と三塁ベースを結んだ延長線上に位置します。
センターの捕球位置→三塁ベース→三塁手、3塁手がいる位置は、3塁コーチャーズボックス付近になるでしょう。
そしてランナーもタッチアップの準備です。ここで仕掛けます。
センターが捕球する少し前に「ゴー」💨という声を大きな声で掛けます。
※当然ながらセンターが捕球をする少し前に走ったらランナーはアウトになります。よって、ランナーをアウトにする為なので、取ってからの「ゴー」では意味がありません。
ランナーは、どうなるでしょう。
①そのまま飛び出してホームまで行く。
②スタートしようとするが、コーチの声ではないことを察する。
ここでは、3塁ランナーの出だしを惑わせて、できればスタートを少しでも遅らせる事が狙いになり、できれば得点にならないようにする。
①のケースであれば、アピールすれば審判も見ているので、少しスタートが早いという事でランナーアウトになります。
3塁ランナーも瞬時にいろいろな判断をしなくてはいけません。
3塁コーチの声と3塁手の声の聞き分けから、センターが捕球しようとしている場面と「ゴー」と声を掛けられた現実との差異で瞬時の判断ができるか?
という事で、成功するかしないかは、ランナーにもよりますので悪しからず。
試してみる価値はあります。
大声出してはダメってルールは、ないですからね。
隠し玉!!
ここでは、隠し玉のことについてお話しします。
プロ野球を見ていてもなかなか見る場面がない”隠し玉”。
一番効果的な隠し玉は、三塁にランナーを進めてしまった時です。
しまった、ワンヒットで得点されてしまうって時です。
タイムをかけて、マウンドに野手が集まります。相手ベンチ、ランナー、コーチ(審判にもわからないように)、投手から三塁手にボールを渡します。
何気ない顔で野手がポジションに散ります。
この後必ず、審判がプレイの宣告を確認することが大切です。プレイがかかっていなければ、タッチアウトも無効になってしまうからです。
もう一つ大事なことが、投手はピッチャープレートをまたいだり、投球動作に入ったり、ピッチャープレートを踏んでサインを見る行為もしないことです。
投げようとする動作ををするとボークをを取られて、アウトにするどころか、得点を労をせず与えてしまうことになってしまいます。
では、投手はどうすれば?
ピッチャープレートは外しておいて、内外野に声を掛け時間稼ぎをスパイクのひもを結び直したり、三塁ランナーを背にして、隙を見せるようにして1塁手に1塁線打球行くからと守備位置を細かく指示したりします。
ピッチャープレートには、触れずまたがずです。
三塁手は、ベースに入っていると、投手が牽制もできるとランナーに思われるので、三塁ベースの後ろファウルエリア辺りで、できればランナーの真後ろにいるぐらいがベストになります。
確実にタッチできると判断したら、迷わずタッチにいきましょう。
この隠し玉は、一種の作戦なので、後ろめたさもありますが、堂々とやってください。ボールの行方を確認していない相手チームが悪いのですから。
でも、頻繁にやる作戦ではないので、絶妙のタイミングを見てやってくださいね。
草野球の守備に関する記事でした。
つづく
本気の草野球 (英和ムック)